オッサンでも引き締まった

40代になり、気がつけば見事なビール腹の出来上がり、難波でAGAの診察に行き始めました。ジョギングしたり、ジムに通ったり、腹筋背筋スクワット・・・あれこれもがいてみても、ウエストはびくともしませんでした。そんな折、テレビでみた糖質制限の成功法という特集。かじりついて見て「これだ!」と一念発起。さっそくやってみました。糖質制限というと、主食抜き、節制節制また節制の辛いイメージで敬遠していました。

しかし「食べたものが明日のあなたの体を作るんです」という説明に納得。まずは炭水化物を2週間で半減させていきました。コメやパン、麺類には目がなかったのですが、海藻サラダや低糖質の副菜などで満腹感をキープしながらだったので、それほど辛くはありませんでした。体重は1キロほどしか変わらなかったのですが、糖質を減らしたことで食後の眠気が減ったことが収穫でした。

そこからさらに4週間かけて糖質を減らしていき、タンパク質中心のメニューで糖質を絞り込んで行きました。同時に栄養学の本なども参考に、糖質のかわりに適度なエネルギーを確保しつつ、健康を損ねないよう注意しました。自己流ながら、1ヶ月半ほどで糖質をほぼゼロにすることができました。なんとなく胃が小さくなった気がしました。糖質をほぼゼロにしはじめた頃は、夕方くらいに小腹がすいて仕方なかったのですが、こんにゃくゼリーやナッツ類でなんとか凌ぎました。

糖質をとらなくなってからというもの、視界がクリアになった気がします。腹の減り方も、運動やハードに歩いたとき以外はとてもおだやかになり、食に対する異常なまでの欲求が減り、感覚も鋭くなったような気がします。体重も糖質制限開始当初から比べて5キロ、6キロと落ちてゆき、半年経った時点で8キロ、1年経った時点で12キロと大きく減らすことができ、ビール腹がなくなりました!

これまで糖尿病や成人病予備軍として人間ドックで要注意だったのが、いまでは健康体としてノーチェックで通れるまでになりました。いまではコメやパンをみてもなんとも思わなくなり、糖質制限のありがたみを肌で感じている毎日です。