進化し続けた私の糖質制限体験

おととしの夏まで、私の体重は72㎏ありました。身長は156㎝しかないのに、明らかにウエイトオーバーでした。私は50代後半に入っていましたので、基礎代謝が落ちているところへ持ってきて、運動不足、甘いもの好きという幾重にも太る条件が重なっていたことは確かです。

挙げ句、1年に1回の健康診断では中性脂肪や悪玉コレステロール値が高く、診察した医師からも「命が惜しかったらお痩せになった方がよろしいかと…」などと警告を受けてしまいました。これはもう、立派な成人病予備軍です。
これまでにも何度か怪しげなサプリなどを試したこともありましたが、体質に合わなかったのか、お腹を下したり体重に変化がなかったりという失敗もあり、サプリメントを妄信するのは危険だな、という体験もありました。
そんなときに遠方から久しぶりにやってきた古い友人の女性と会う機会がありました。彼女と最後にあったのはその時から2年前でしたが、昔からどちらかというと私よりポッチャリしたふくよかな感じの女性でした。ところが、一目見てびっくり、一瞬誰だかわからないくらいスリムな姿で現れたのです。

一緒に食事をしながら、彼女の話を聞くと自分でデトックススープとして大根や玉ねぎなど糖質の少ない野菜を煮込んでおき、ポン酢など好きなたれをかけて1日3食食べ続けたのだという話でした。
早速材料となる野菜をメモしてもらい、自分でも実践開始してみました。

1週間、とにかく我慢でこのスープだけを口にした結果、見事に3キロも減量。その時、「糖質の低い食材は痩せる」ということに気が付きました。糖質制限ダイエットは以前からあったようですが私が知ったのはその時が初めてでした。

しかし、いくら痩せるとはいえ、さすがに1週間3食毎日同じものを食べていたのでは飽きます。「糖質制限」というキーワードでもっと食べるもののレパートリーを増やすべく検索した結果、自分とほぼ同じ年代の女性が同じように70kg代からダイエットに成功し、毎日食べたものを本にしている方がいらっしゃいました。『やせるおかず作りおき』の著者 柳澤英子さんです。すぐにネットで本を購入し、参考にしながら毎日違ったおかずで続けてみました。上手に糖質制限をしたおかずのマニュアルが手に入り、かなりストレスが減りました。

途中で挫折しないよう、毎日体重と1日に食べたものや時間をキッチリメモし、半年ほど続けたころ念願のマイナス20kgを達成することに。
ここでリバウンドしないように、それからも続けていきました。結果、1年後にはマイナス26㎏まで落ちました。健康診断でもメタボリック予備軍は見事卒業、腹囲もグッと減り、コレステロール、中性脂肪とも正常値に。
ただ、あまりに減量にばかり目が行くと、微妙にふらついたりすることもあるため、それからはゆるい糖質制限に移行し、今に至っています。

ダイエット中の悩みは便秘に苦しんだことでした。ゆえに、ダイエット2年目に入ってからは糖質制限ダイエット+酵素の積極的な摂取に努めるようにしています。発酵食品である納豆・チーズ・キムチ・ヨーグルトを積極的に摂取するのはもちろん、健康を考えて中鎖脂肪酸のMCTオイル、アマニ油も料理に入れて摂るようにすることで、現在は便秘に苦しむこともなくなりました。
糖質制限ダイエットは50代でも手っ取り早く減量出来ますが、健康を考え少しずつ有効なものを取り入れてこれからも進化し続ける糖質制限ダイエットを続けるつもりです。